面貸しとは

面貸しについて

面貸しは、鏡貸し(ミラーレンタル)ともいわれ、サロンの空いている時間や席を他の美容師にレンタルするサービスです。

サロンは空いている場所や時間を有効活用でき、レンタルする美容師は経費を抑えて自分の仕事をすることができます。

アメリカなど海外では一般的な美容師の働き方として定着しており、日本でもサロンすべてが面貸しスタイルのお店が登場するなど、これから面貸しスタイルのサロンや美容師が増えることが予想されています。

業務委託について

面貸しは労働基準法上ではサロンから「業務委託」される形で美容師が働くことになります。

美容師は「個人事業主」としてサロン側と業務委託契約を締結する必要があるため、面貸しを始める際にはまず個人事業主として開業届を税務署へ提出しなければいけません。

個人事業主となることができたら、金額や面貸しをするにあたってのルールをしっかりと確認し、それがしっかりと契約書に明記されていることを確認してから、サロンと契約を結びましょう。

面貸しの報酬について

面貸しの場合、美容師が受け取る報酬には大きく分けて2種類があります。

完全歩合制…売上に応じて一定の割合の報酬を受け取る
時間単位性…時間単位で一定の金額を支払い、その場所をレンタルする

従業員としてサロンで働く場合との大きな違いは、収入が安定しないリスクがある一方で、実力次第で収入を大きく伸ばすことができることです。

実力に自信があるのであれば、歩合制よりも一定額支払いのほうが、より収入を得られるでしょう。

面貸しのメリット

美容師のメリット

●時間を自由に使える

サロンに勤務する美容師の場合、サロンの定休日や決められた日しか休みを取ることができません。また働く時間も基本的に定時が決められています。

面貸しの場合は、働く時間を自分で決めることができます。中にはサロンで社員として働きながら、休日や空いた時間に面貸しを利用してさらに経験を積んだりスキルアップをはかっている美容師もいます。

●集客を店に頼める

契約の内容にもよりますが、お店からお客を紹介してもらえることもあります。

0から独立してまず最初に解決しなければいけない「集客」の問題も、面貸しであれば安心できるかもしれません。

※集客は美容師側で行わなければいけないケースもあります

●低予算で独立準備が始められる

自分のサロンを持って独立するには大きなリスクが伴ないます。

資金面、経営力、集客。さまざまな問題を解決しないとせっかく独立しても経営が立ち行かず借金に苦しむことになりかねません。

面貸しであれば、一番資金を必要とする店舗(サービススペース)を安価で利用できるため、低予算で独立することができます。

そのまま面貸し専門の美容師として働き続ける道もありますし、資金や固定客を増やした上で自分のサロンを持つ夢を叶えることもできるでしょう。

何より美容師が独立するにあたり、最も重要なのは経営力です。

サロンで働いていた人気美容師が独立に失敗してしまう原因は、主に経営面にあります。

従業員のままでは、なかなか経営に関する知識やスキルを意識して身につけることが難しいかもしれません。

面貸しという形でサロン側と対等の立場に立つことで、経営ノウハウを身に着けていけることが、面貸しの大きなメリットといえるでしょう。

お客様のメリット

●お気に入りの美容師を独占できる

面貸しの場合、基本的には同じ美容師が最初から最後まで担当します。

一般のサロンではカラーやシャンプーは別のスタッフに交代することがありますが、面貸しは美容師とお客様が1対1であるため、お気に入りの美容師を独占することができます。

また、契約・交渉次第ですが、美容師がお客様の都合が良い土地にあるサロンに来てもらう、というサービスも可能かもしれません。

サロン側のメリット

●空いた時間・場所を有効活用できる

サロン(美容室)として一番困るのは、スペースが空いてしまうことです。

客が来ない、もしくはスタッフが足りず、スペースが空いてしまってもその分の家賃は発生してしまいます。

そのムダを解消してくれるのが面貸しであり、面貸しをすれば美容師が空いているスペースを使ってくれるため、売上の補填になります。

●スタッフにかかる経費を削減できる

オーナーが一人で経営するサロン以外では、一緒に働いてくれるスタッフを雇用し教育しなければいけませんが、これには膨大なコストが発生します。

一方で面貸しであれば、すでに実力がある美容師に業務を委託することができるため、雇用に関する経費を減らすことができます。

面貸しのデメリット

美容師のデメリット

●収入の保証がない

面貸しを利用するということは、フリーランスとして収入を得ることになります。当然ながらお客さんがあれば収入が発生しますし、お客さんがいなければ収入は0です。

サロンで従業員として働く美容師との大きな違いはこの点になります。

サロンからのお客様の紹介もあるかもしれませんが、自力で集客できる見込みがないと面貸しによる独立は厳しいでしょう。

●経営や経理など、美容師業務以外にやらなければいけないことが増える

従業員として働いている時は、接客をしてお客様のカットをしたりスタイリングをするだけでよかったかもしれませんが、面貸しとはいえ独立するとお金の管理をする経理や集客などの経営活動も自分で行わなければならなくなります。

面貸しで自由な時間が増えるとはいえ、やらなければいけない作業が増えることも覚悟しておきましょう。

●すべてが自己責任

面貸しをしながら接客・営業をしている以上、お客様やサロンとのトラブルが発生したらすべて自分の責任で対応しなければなりません。

金銭的な負担、時間的な負担、体力的な負担、精神的な負担。

すべてを自らが背負う覚悟を持ち、常日頃からこれらのトラブルを回避するための準備が必要となります。

●ある程度の妥協が必要

面貸しは他人のサロンのスペースを借りるため、必ずしも自分が理想とする環境でサービスを提供できるとは限りません。

内装や機材など強いこだわりがあっても、ある程度の妥協が必要になるでしょう。

面貸しはこんな人におすすめ

近い将来、自分のサロンを持つことを考えている美容師

『勤務しているサロンで十分な経験を積み、自分の固定客も増えてきた。
そろそろ独立したい!』

いまあなたが、美容師としての技術が充実、ある程度の固定客が増えてきて、自分のお店を持ちたいと考えているなら、まずは面貸しを利用してみても良いかもしれません。

店舗を持つには資金の準備や土地選びなどやらなければいけないことがたくさんありますし、そもそも大きなリスクを抱え込むことになります。

そこで面貸しで初期費用を抑えて独立し、まずは個人事業主として経営や集客のノウハウ、お金の管理に関する基礎知識などを身に着けてから、自分のサロンを持つことを考えてみてはいかがでしょうか。

初期費用を抑えて独立したい美容師

最近では自分のサロンを持たず、面貸しを専門として活動するフリーランス美容師も増えてきています。

店舗を持つ資金が不要になるため、手早く独立でき、資金繰りのリスクも減ります。

これからは フットワークの軽さを活かして独自路線で固定客を増やしていくスタイルの美容師が増加していくことでしょう。

ダブルワークで働きたい美容師

サロンに勤務すると、基本的にはフルタイムで働かなければいけなくなります。

面貸しを利用する場合、時間の自由が効くため、午前中は別の仕事をして、午後だけ美容師をするというスタイルも可能。

時間に制約がある主婦が空き時間だけ美容師をする、エスティシャンがエステ後にお客様にカットをしてあげる、など様々な働き方を実現することができるかもしれません。

面貸し、始めてみませんか?

面貸しは、独立を目指す美容師にとってオススメです。

独立するということは収入やそのための集客、経営、事務手続き等を自分でやらなければいけませんし、事故などに対する責任を負わなければいけなくなります。

ですが、独立にあたり一番不安なのは初期費用や店舗を維持するための資金繰りです。

面貸しであれば、自分のサロンを持って独立するよりも低い予算で自由に仕事をすることができます。

いつか自分の店舗を持つための経験を積んでみたい方、自由にフットワーク軽く独立したい方、面貸しにチャレンジしてみませんか?

クラウドサロンは面貸しをしたいサロンと美容師をつなげます

当サイトは、低予算で独立するために面貸しを利用したい美容師空きスペースを有効活用したいサロン(美容室)をつなげる場を提供しています。

下記マップにて面貸し可能な美容室をまとめていますので、ぜひご利用ください。

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