【美容師を取り巻く環境が2020年からどう変わっていくのか】

2020年以降、必ず変化する美容業界

こんにちは。クラウドサロン (旧:メンガシ) 運営の三島です。※2020年より総称が変更となります。

現在、この記事の作成は2019年12月後半となっておりますが、もうあといくつ寝ると・・・。

そうです。

2020年がやってきます。

東京オリンピックの開催年となるため、日本経済にとっても、大きな節目の年となりそうですね。

今日までの日本は色々な改革が行われて、経済も大きく変わってきました。

2019年4月には働き方改革関連法が施行、雇用という分野でも大きな改革が行われ、休日や残業などに対して様々なルールが設けられました。

一昔前は私たち美容師という職業に、働き方改革や労働基準法などは程遠い職業と考える美容室オーナーが多かったイメージですが、こうした社会の大きな流れを背景に、そんなオーナーでさえも働き方を見直さなければならないという自覚が芽生え始めています。(というか、法改正なのですぐに取り組まなければならないんですけどね・・・。)

しかしながら、まだまだ改革がなされていないサロンが圧倒的多数で、現状では『取り組む姿勢を見せ始めている』状態だと言えます。

それでも時代は刻々と変化していくので、美容室経営者はギアを1段階、2段階更に上げて取り組む事を余儀なくされています。

これから美容業界はどうなっていくのか?

人は、未来を予知できません。

しかし、データから予測することは可能です。

特に、総務省の発表する人口推移予測データというものは、より正確に未来を予測することができます。日本の新生児の出生率から見ていくと、日本の未来の人口は年々減少していきます。これは、子供の数を数えてたら、誰でもわかりますよね。

人口が減っていく日本。

増え続ける美容室。

この二つを、あなたはどう考えますか?

人が減っていく。店舗数はまだまだ減らない。

大型の店舗はスタッフの独立などにより人材が流出。雇用も厳しくなる一方で、小規模店が増加。かつて美容師とお客さまで溢れかえっていた地域の一番店ともいえるお店が経営の危機にさらされるという状況が出てくるでしょう。

勝てる美容師だけが勝って、お客様を獲得できない美容師が、美容師を辞めていく・・・。

今現在においても、そうした理由で辞めていく美容師さんは多数おられると思います。

かつては人気職業の上位にランクインしていた美容師という職業。

そうした夢を叶えるべく、美容学校に進み免許を取得した美容師さんたち。

『手に職があれば一生食べていけるからいいね。』今でもそうした言葉をかけて下さる人は一定数おられますが、私たち当事者からすればそれは日本の総人口が維持されている状態で言える(神話)なのかもしれません。

もちろん、私自身は美容師という仕事を天職だと思っていますし、同じ職業に携わる人たちに頑張って欲しいという想いがあります。

ただ、仕事というのは需要と供給があって初めて成立するものですから、個人の想いだけで乗り切れるほど簡単ではないという事も理解しなければならない時代だと感じます。

お客様がなかなか獲得できない美容師さんに対して、40代、50代の美容師さんから言わせれば、『甘い』の一言で終わってしまう事かもしれません。

でもやっぱり時代は確実に変わっています。

時代が変わっても、変わらないもの、変えてはいけない事ももちろんあります。

だけど、やっぱり時代が違い過ぎるのです。

これからの美容師さんというのは本当に変化が求められます。

技術はもちろんですが、集客方法、雇用のされ方、雇用の仕方、働き方が大きく変わっていきます。

これは完全に個人的な見解になりますが、私は美容師という仕事自体が全員個人事業主として働く時代になるのではないかと考えています。

雇用をするのが難しいお店側と、雇用されることを辞める美容師さんが増えるのではないかと思います。

美容師だけでは生活ができない人も増え、副業やアルバイトをかけ持つ人も増えるでしょう。

そうしたスタイルはもう個人事業主の何者でもありません。

自分の生活を自分で考える時代がもうすぐそこまで来ているのです。

今までは、売上がなくても、お客様がいなくても、給料がもらえたり、フリーのお客様を担当させてもらえたり・・・。

お店に守られていた美容師さんも多かったと思います。

消費税の増税や社会保険料、求人や集客にかかる広告費・・・。それでもって労働基準法だったり、働き方改革法・・・。経営者は悩まされることが日に日に多くなります。

それらを考えると、美容室経営者としても従業員を抱えるというより、それぞれを個人事業主として業務委託契約を交わすというスタイルを選ぶという事は、あり得るのではないでしょうか?

私たちの提唱するクラウドサロンという考え方も、そうした時代を見越したプロジェクトの一つです。

美容室オーナー、美容師共に意識改革が求められる時代に。

先にも述べたように、美容室オーナーとして従業員を抱える事や、美容師としてお店に所属するという事は、これからはどんどん厳しい時代になっていくでしょう。

確かに、美容室オーナーさんや美容師一人ひとりが売上をつくり、現体制を守っていく努力をしていく事は大切です。それで、お店としての売上やお客様の数を維持できるのであれば、それに越したことはありません。

しかし、これからの時代を見据えて、あらゆる状況に対して準備しておく事は無駄な事でしょうか?

美容室経営者は、スタッフを守り、お店を守っていく事が使命です。

美容師で一生やっていくと決めた人は、美容師を続けられる道を選んでいく事が使命です。

そして、その背景では、時代が目まぐるしく変化しています。

今のままで本当にいいのでしょうか?

私は、『現状維持でいいや』という考えは維持ではなく【退化】だと考えています。『変化しなくちゃ、進化していかなきゃ、成長しなきゃ!』と思って初めて進化ではなくて【現状維持】できると思っています。

では、【進化】するためには??

『もっともっと強い思いと情熱』そして『行動』。それしかないと思っています。

まずは、美容師さん美容室経営者さん共に意識改革をする必要があると思います。

客単価を上げる。来店回数を増やす。店販に力を入れる。新しいメニューを生み出す。それはそれで大切な事ですが、プラスアルファで人口推移データや美容室の店舗数など、マーケティング要素を取り入れての意識改革が必要になってきます。

10年先、20年先、どんな時代になっているか?経済はどうか?社会はどうか?

美容室経営者はある程度理解しているとは思いますが、美容師さん個人はそういったところに疎い方が少なくありません。

将来、どんな美容師でいたいか?そうなるためには何が必要か?

そうしたことを少し時間をとって考える必要があると思います。

まずは、ゆっくりと自分の将来について考えてみてはいかがでしょうか?

それではまた・・・。