名古屋の面貸し美容室オーナーさんに【美容業界】や【面貸し】についての実情を聞いてみた。

名古屋市中区の面貸し美容室CANAL StReaMさん

皆さんこんにちは。早いもので2020年も早くも1カ月が終わろうとしています。美容業界も目まぐるしく変化をしているんだなと、今回の取材で感じることができました。

今回お届けしますのは、愛知県名古屋市中区東桜(新栄エリア)にてsalon CANAL StReaMであるuenさんへの取材です。

uenさんは10年ほど前に、名古屋市内に展開する某有名サロンを経て CANAL StReaM をオープン。

現在は自らも美容師として働く傍ら、サロンを面貸し美容室として開放し、利用者の美容師さんと過ごす日々を送っています。

私たちも店内を見学させて頂いたのですが、何やらご自身で内装を作っているようでした。写真に収めるのを忘れてしまったのが悔やまれますが、業者レベルのクオリティで、空いた時間に内装を触っているようです。

「やっとここまで来たんですよ。」と笑顔で見せられたのはシャンプースペースの床。業者に配管だけしてもらった後に、ご自身で床のかさ上げと床面張りをされたそうです。まさに「業者か!」というツッコみを入れたくなるほどです。

名古屋中心部での需要はどうなの??

私たち、クラウドサロン運営メンバーは、当初、地元である岐阜エリアを中心に営業活動をしていましたが、現実的な需要である、貸したい側の美容室と借りたい側の美容師さんのバランスが今一つという事もあり、名古屋エリアに力を入れていく流れとなりました。

その中で、早い段階から名古屋で面貸しというスタイルの経営をされていた CANAL StReaM さんに取材を申し込んだところ、快諾頂いた流れとなります。

まず、名古屋での面貸しの需要というのは、年々高まりつつあるという事です。uenさんの CANAL StReaM の周りにも同じように面貸しを始める美容室が増えてきているそうです。同業者が増え、競争が起きているという事です。

利用したい側の美容師さんも「どんどん増えていると思う」と、利用者は着実に増えているようです。貸したい店が増えるのも、そうした需要があるからでしょう。

名古屋では何が起きている??

面貸しを利用したい人と、貸したい美容室が増えているという事は、少なからず既存の美容室に何らかの影響は及ぼしてると思うのですが、それはどうでしょう?

「影響ありありです。」即答で答えるuenさん。今、名古屋の有名美容室においても、中堅レベルの美容室(私にとってはそれでも有名店)が撤退を余儀なくされたとか。超有名サロンだけがいい感じでイケイケで、中規模、小規模は厳しくなっていると言います。私の知っている大手も、栄店は撤退したと聞きびっくりしました。

結局、スタッフを抱える美容室は、独立だったり、引き抜きだったりで定着が厳しくなっていると言います。そして、面貸しというスタイルを選ぶ美容師さんが台頭し始めて、人の流出に歯止めが利かない状況が続いているのでしょう。

私たちは岐阜の田舎者なので、名古屋の実情を聞いて、正直ゾッとしました。やはり都会は結果にシビアで、時に残酷であると・・・。

でもやっぱりこれが時代の流れなのかなと思います。

東京なんかはもっと凄まじいのかな?と考えてしまいますよね。

東京の実情はちょっと取材するにも遠いし、分かりかねる・・・。と思いきや、

ところがどっこい!!

実はuenさんも月一で東京の面貸し美容室を利用してた。

なんと! CANAL StReaM の代表であるuenさん、自らが面貸し美容室のオーナーでありながら、月に1回、東京で面貸しを利用する側であるというのです。

その背景には、元々担当していたお客様が転勤や結婚などで東京に行かれたことと、もう一つは、自分も刺激が欲しいという想いがあると言います。面貸しサロンに行くと、ファッションなんかもブッ飛んだ美容師がたくさんいて、それはそれで刺激になるそうです。

「なんだ、東京の面貸し事情も聞けるじゃないか。」早速、私たちは身を乗り出して、東京の面貸し事情について耳を傾けました。

もうそれは、口から心臓が飛び出るほどの都会っぷりでした。

東京は面貸し美容師(利用する側)で溢れていて、貸す側の条件についても名古屋よりも優遇された条件だそうです。私が働きたいくらいです!!

このように、岐阜と名古屋では違いがみられる面貸し事情でしたが、それ以上に名古屋と東京というのは、こんなにも違うのか。という内容でした。

【まとめ】インタビューを経て感じた事

いかがでしたでしょうか?

この記事をどのエリアの美容師さんが読んで頂いた方によっても見方がたくさんあると思います。

岐阜の美容師さんは「都会ってすげぇやー。」「そのうち岐阜もそうなるのかなー」と感じたかもしれません。名古屋の人は「東京ってすごいなー。」「岐阜ではまだ面貸し利用者少ないんだ。」「だから岐阜で面貸し美容室経営はまだチャンスがあるかもしれない。」と考えるかもしれません。東京の人は「地方は遅れてるなー」と思うのかもしれません。

私はこのインタビューで得られた情報の中に、きっとこれからの美容師の働き方のヒントや可能性があると思いますし、もっと言えば、その先までを考えていく必要があると感じました。

美容業界の働き方は、確実に変化していっています。都心部が急速に変化をし、地方が追従していく構図となっています。

以前のやり方が通用しなくなり、そのスピードはさらに加速しています。インフルエンザと同じで、去年の型のワクチンはあっても、今年のウイルスに去年のワクチンが効かないように、どんどん新しい手法が生まれています。

そして、なんでもスマホで完結できるこの時代ですから、高速で進化をしていきます。やはり、美容室経営者や美容師にとっても、それらを感じ取る感覚やアンテナは必要な時代になってきていると言えます。

情報を整理し、それに合った仕組みを作る。もしくは、その仕組みにいち早く乗っかるという事が大切になってくるのかもしれませんね。

今回は、実際に面貸しを行っている CANAL StReaM のuenさんにご協力いただきました。ありがとうございました。

それではまた・・・。