『面貸し美容室って需要あるの?』都市部と地方の違い

こんにちは!
クラウドサロン運営の三島です。

今回は、面貸し美容室や面貸し美容師さんの実情について。
特に質問の多い「面貸しって需要あるんですか?」
という疑問にお答えしていこうと思います。

面貸しって需要あるの?

クラウドサロンを運営している私たちが、よく耳にする言葉は、
「面貸しって、そんなに需要ありますか?」
という言葉です。

その質問を投げかけられるのは、運営メンバーの私たちが地方に住んでいる事も、理由と一つだと感じています。

名古屋での取材の際に、私たちのやっている事を美容師さんにお話しさせて頂いた時には、
「面白いことをやっているね。」
「なかなか面貸し美容室をまとめたサイトがないからいいかもね。」
逆に「そうしたサイトも増えてきてるから、どう差別化するかだね。」
などと、面貸しの需要に対する質問はありませんでした。

それもそのはずです。
名古屋では既に業務委託契約を含む面貸し美容室を利用する美容師さんが3割近くに上っていると聞きます。

また、大都市である東京では、5割近いと言います。約半数の美容師さんが、面貸しや業務委託を利用しているという実情のようです。※感覚的な数値ではありますが・・・。

しかし地方(東海でいうと岐阜、三重)の感覚では、まだまだ実感が湧かないというオーナーや美容師さんが多いのが現状です。

地方ではまだマイナー?な面貸し美容室

これは、経済の差や、県民性などの差、様々な要因があっての差だと思います。

例えば、地方はまだまだ美容師さん同士の横の繋がりも強く、組合やいわゆる派閥などによって同業者に対して気を使いながら運営していく事も求められます。

面貸しというスタイルがメジャーにならないのもそうした要因があるのだと思います。

そうした地域での面貸しは、
「あの店がそんなことやるもんだから、うちのスタッフが流れてしまったじゃないか。」
「あのやり方は、卑怯だ」
という声が少なからず上がってきます。

また、働く美容師さんたちも
「あそこの面貸し美容室気になるけど、今の店のオーナーとオーナー同士が繋がってるから」
「今の店で獲得したお客様を、あの店へ誘導すると、何を言われるかわからない」
などといった心配が出てしまします。

もちろん、その地域地域での立ち回り方もあると思うので、そうした付き合いを大切にしなければいけない地域もあるでしょう。

地方にも「面貸し」の流れがやってきます

ただ、いずれ、地方というのは都会で起こっている流れがやってきます。

地方より、名古屋の方がシビアです。
名古屋より、東京の方がシビアです。

シビアな世界というのは、「勝てる人しか勝てない戦場」である事だと思います。

勝つために必要な事、言い換えれば、「美容師が生きるために必要な事」。だからこそ、働き方に変化が生まれ、面貸しという新しい働き方が台頭してきているのだと思います。

地方だから生き残る必要はないのか?
地方なら今のやり方で生き残れるのか?

残念ながら、地方でも美容室の件数は増え続けています。
件数が増えるという事は、少なからず、苦戦を強いられるのではないでしょうか?

特に地方では、【昔ながらのやり方】に固執する傾向があります。

どんな業種でも、地方などの組織社会ではどうしても強くなっていしまいます。
組織の上の人間が、昔からの手法や「あり方」に固執しているためです。

「俺たちはこうやってやってきた」
「これは昔からのルールだ」

などと、過去の成功例にとらわれた人たちが一定数いるためです。
そして、それに従わなければならない風潮が地方にはあります。

「面貸し」という大きな波にどう向き合いますか?

ただ、ここで大切な事は、
・当時と今では美容室件数は同じか?
・当時と今で、その地域の人口は同じか?
・当時と今で、経済の状況は同じか?

それらが全く同じであれば、昔からの手法で美容師は生き残れるでしょう。

しかし、時代は違います。

その人たちが生きた時代は昭和の話であって、現在は「令和」なのです。

地方には、どの業種においても昔の成功例に囚われた経営をしてしまう性質があります。そして、2,3年遅れで、やっと変わり始めます。

このように地方と都市部では、人々の感覚に大きな差があります。

面貸し美容室や業務委託契約で働く美容師さんは、今後地方に増えるでしょうか?

最後までこの記事を読んでくれた方には、答えが解りますよね?

そして、大切なのは、

「いつかこの地域にも来るであろうその流れに準備をしておく」事だと思います。

働き方は日々変化していきます。

面貸しについて検討してみる事が必要ではありません。面貸しというスタイルが地方に増えてきた時に、自分の店はそこにどう対処していくか?面貸しにスタッフが流れないような対策をすることや、それに負けない魅力を自店に作っていく事も準備と言えるでしょう。

自らの信念や理念を変える必要はありませんが、方法や考え方は時代と共に変化させていく事が求められる時代だという事です。

そうした考えをベースに、今後の美容師業界をそれぞれが考える時代がもうすぐそこまで来ているのではないでしょうか?

それではまた・・。