美容師が独立するには1人でも大丈夫?

美容師が独立するには1人でも大丈夫?

これも店舗規模、売上規模によって変わってくることですが、基本的には大丈夫という答えで良いかと思います。

実際に150万円以上の技術売上を上げているスタイリストは、もう一人スタッフが必要かもしれません。ただ、独立する美容師さんのうち6~7割ほどが100万前後を目安に独立をするのではないかと思います。100万前後の美容師さんは、1人、もしくはもう1人を目安に考えると良いでしょう。

仮に、50万~80万ほどの売上で独立するのであれば、まず始めは1人での開業がリスクが少ないと言えます。

例え一緒に働きたいスタッフがいる場合でも、ここはやはり経営者としての目線からも考えなくてはなりません。人を1人雇うという事は、その人の人生を預かる事です。感情やノリだけで決める事は絶対にしてはいけません。

人を雇う場合は、必ず当面の売り上げ予測を立て、「例えそれを下回ったとしても何カ月かは運転資金に困る事がない」と自信をもって言えるのであれば問題ないでしょう。

独立後、何年か経てば少しづつ経営スキルやノウハウも身に付き、雇用の見通しは立てやすくなります。ですが、初めての独立の時は右も左もわからない状況であると言えます。

人を雇う時は、必ず売上計画などをしっかり立てたうえで決めましょう。

仲間と一緒に独立するのはあり?

次に、ある程度のスタイリスト人数が集まり出店する場合はどうでしょう?

その場合、だれがアタマ(オーナー)で、他の人がどんな立ち位置かを明確にしておく必要があると言えます。

共同経営者なのか?幹部なのか?従業員なのか?

給料のシステムはどんなものなのか?

どうしても、人と人が関わる事なので、感情はそれぞれあるのが普通です。

はじめに言っていた事と、数か月後の気持ちが必ずしも同じでないのが人間です。

《この人となら揉めたりすることはないだろう》と、口約束だけで物事を進めてしまうと、後々大きなトラブルになりかねません。

誰かを雇う場合、共同でやる場合、どちらにせよ、ある程度のルール決めやシステムを用意することは大切です。

トラブルでオープニングメンバーが去っていた店は《あの人は大丈夫だと思っていた》《もっと決めておけばよかった》と口を揃えて言います。

人を雇うという事は本当に労力のいる事です。むしろ、経営する上での一番のテーマが人を雇う事、管理する事だといっても過言ではありません。

人事とは(人を雇うという事はその人の人生を預かる事だ)と、肝に銘じて行わなければいけないという事を覚悟しましょう。

この記事を読んで、人を雇うという事に怖いくらいに釘を刺しているような文章に見えてしまうかもしれません。ただ、それくらい重要な事であることは変わりません。

従業員を雇用するスタイルの店の経営者は開業して数年たつと、なんとなくその意味が解ってくると思います。

そうした辛労辛苦を経て素敵な経営者になっていくのだと思います。

独立する前にしっかりとした計画を立てましょう

美容室の出店には色々なスタイルがあっていいと思います。

自分の考える、最高の美容室。それを作ることが独立なのではないでしょうか?

たくさんのスタッフに囲まれて、スタッフに幸せを分けてあげられるオーナー。

1人でお店を続け、お客様からのありがとうを独り占めできるオーナー。

どちらが幸せで、どちらが幸せじゃないなんてありません。

幸せのカタチは人それぞれなのです。

しかし、独立という道を選んだ以上、お店を存続していかなくてはいけません。

その為には、しっかりとした事業計画、雇用計画、資金計画などが必要となってきます。

自分の独立への想いや信念、OPENさせるお店の経営理念をもう一度思い返し、計画に沿った雇用計画を考えることが大切だと言えます。

自分の目指す理想の姿に向かって頑張っていきましょう!!